お湯がぬるくなるまでに、花を飾る 〜こどおば部屋の窓辺で〜

人や物の名前が出てこない。脳を活性化させるのだ!!アウトプット開始!!

誰も私の口元なんて見てない(白目) アラフィフ女子、覚悟を決めて入れ歯の型取りへ!

おはこんばんちわ。みらくるあっちんです。

 

前回の「顔面マグマ破裂未遂事件」から数日。ついに、あの優しき担当医との再会の時がやってまいりました。

 

彼は地域でなかなかの人気を誇っているのか、はたまた単にクリニックが大繁盛しているのか、2週間に1度しか予約が取れないという売れっ子先生です。

 

久々の診療台に横たわり、「その後、痛みや腫れはいかがですか?」といつもの優しいトーンで聞かれたので、私は正直に白状いたしました。

 

「実は……マッサージへ行きまして、ドーナツ型の顔枕に顔面を押しあててしまい爆発しかけました。でも、今はいい感じに引いてきました!」

 

その瞬間、マスクの下で先生が「えっ……?」と戸惑い、フリーズしたのを私は見逃しませんでした。

 

ごめんね、先生。あんなに「血流が良くなることはしないで」と言われていたのに、5,500円をケチって自ら火に飛び込んでしまいました。

 

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さて、この担当医。かつての細木数子先生のように決してズバッと言い放つタイプではございません。

 

あらゆる選択肢を丁寧に提示した上で、「さあ、どうしますか?」と、どこまでも優しく、こちらの出方を伺ってくるお方。

悪く言えば「究極の丸投げ」とも受け取れますわね。

 

最新のAI設定みたいに、「もし自分の愛する家族ならどうするか、という基準でアドバイスをしてください」と喉元まで出かかったのだけれど、哀しいかな、私も先生と同じく、言いたいことをろくに言えない小心者の乙女。お互い様なのででございます。

 

しかし、治療が始まった瞬間にそんな空気は吹き飛びました。

前回に引き続き、今回も針のような器具で、ザクザク、ゴリゴリと我が歯根を掘り進められる(世に言う根管治療)。

 

あまりの恐怖に、私は背中に冷や汗を流しながら、本当に生きた心地がいたしませんでした。

 

ひとしきり治療を終え、魂が抜けかけた私に、先生は再び同じ質問を投げかけてきました。

 

「……で、どうしますか?」

 

 

ここで、前回のブログ執筆中に私の脳内を支配していた「懸念点」を、思い切ってお尋ねしてみました。

 

「先生、保険が利く歯で再建することはできないのですか?」と。

先生の答えはこうでした。

 

「できなくはないけれど……やはり次にまた炎症が起きた場合は、せっかく作った被せ物を外して、また一から掘ることになりますね。それに、亀裂の入ってしまった歯根は元には戻らないので、今後も定期的に腫れると思います」

 

 

あまりにも無慈悲な宣告。

 

 

よくよく考えてみれば、私の実の親ですら、まだ入れ歯のお世話にはなっていないのです。

 

ちなみに我が「おばあちゃま」は現在も存命しておりますけれど、彼女はすでに部分入れ歯のステージなどとっくに超越され、現在は入院して流動食を召し上がるという『ネクストステージ』に突入されております。(急に訪れるガチの現実)

 

つまり、おばあちゃまがかつて使っていたあの「残った歯に金属のバネを引っ掛けるタイプの部分入れ歯」の世界線は、今や身近に誰もいない空白の地。

 

まさかアラフィフのこの私が、親をゴボウ抜きにして、あのおばあちゃまのいたステージにこんなにも早く到達してしまうなんて、一体誰が想像したでしょうか……!

 

無慈悲!!!!

 

自分には一生関係のない世界だと、タカをくくっていたのに。

国家予算並みの最新鋭工事「インプラント」か、はたまた昭和の哀愁漂うおばあちゃま直系の「入れ歯」か、究極の2択。

 

しかし、私の心の中には、すでにあの名監督の姿が降臨しておりました。

 

「安西先生……!!」

 

私は、あの三井寿ばりの覚悟で、先生に告げたのです。

 

 

「先生……っ、入れ歯にしたいです……!!」

 

 

 


(※もし将来、ロココを彩るブルジョワジーの仲間入りを果たし、湯水のように金貨を注ぎ込める身分になりましたらその時はまた言います、という10%の往生際の悪さも、小声でしっかりと付け足しておきましたわ)

 

決断が下るや否や、治療の手際は光速でした。

 

「はーい、じゃあ型を取っていきますね〜」

 

次の瞬間、私の口内へ容赦なく突っ込まれたのは、『チャーリーとチョコレート工場』の工場長でも引くレベルの、鮮やかなピンク色をした大量のガムのような物体。

 

ウッ……!! 窒息の2文字が脳裏をよぎり、私は内心ものすごいパニックに。

 

落ち着け、落ち着くんだあっちん!これはただのガム、これはただの粘土!
私は静かに目を閉じ、そのまま無の境地、スピリチュアルな瞑想空間へと突入いたしました。

 

型取りを終え、目を白黒させてる私に、先生は「入れ歯は次回までに用意しておきますね」と爽やかに一言。

 

もちろん、その「次回」とは、きっかり2週間後でございます。

 

ちなみに皆様、保険適用の部分入れ歯って、一体いくら位かご存じ?
リサーチによると、だいたい5,000円〜15,000円程度らしいのです。

 

貧民の財布からすれば高いといえば高いけれど、何十万、何百万もすっ飛ぶ自由診療の世界に比べれば、もはや駄菓子感覚(すでに感覚がおかしくなってる)。万が一使っていてぶっ壊れたとしても、「また作ればいいのよ!」と大富豪のようなセリフを吐くことだって可能です。


本当は「スマイルデンチャー」なる、金属のバネを一切使わないナイロン系の柔らかい樹脂で作られた、ピンクの部分が自前の歯ぐきに見事に擬態する、より一層「バレにくいやつ(保険適用外)」が欲しかった。

 

しかし、それは世知辛い自費診療の世界。私の場合だと、なんと諭吉が20人ほど一斉に旅立つ(約20万円)とのこと。

 

というわけで。とりあえず今回は大人しく保険を適用し、笑った時にキラリと銀のバネが見え隠れする、憧れのおばあちゃまスタイル(部分入れ歯)を作成することにいたしました!

 

……まぁ、先述した通り。

冷静に考えて、この世の誰もアラフィフ女子の口元なんて、これっぽっちも見てやしないのでございます(笑い泣き)。

 

もし万が一、大爆笑したくなったら、中世の貴婦人のように、上品に口元へ手を当てればいいだけのこと。

そうよ、おーほほほ!って手を添えれば、すべてはエレガントに解決いたします。

 

将来的に、インプラントにステップアップするのか、はたまた「スマイルデンチャー」に浮気するのか、そんなことは一旦置いておきましょう。

 

 

2週間後、私の口内にニューヒロイン(部分入れ歯)が降臨するその日まで、しばし待たれよ!

 

40代・50代で入れ歯を選ぶのは恥ずかしい?インプラントをあきらめた私の葛藤と本音

おはこんばんちわ。みらくるあっちんです。

口腔環境は相も変わらず最悪の極みを更新中で、なんと奥歯がガタガタしだして、歯抜けの更地になるまで1か月。そして歯抜けになってから、さらに1か月が経ちましたの。

 

……もう、心がおれかけておりますわ。

 

そもそもこのブログ、最初は「あれも書きたいな♡これも書きたいな♡」ってウキウキしながら始めたはずなのに、気がつけばすっかり「奥歯ガタガタいわしたブログ」になってるじゃないの!あんまりじゃないの!

 

しかもこれ、多分しばらく続きます。よろしく哀愁。

 

流されるままにここまで来たけどもこのままじゃいけないわ、一度文章にして、まじめに整理してみましょう。

 

私の現在の歯の状態は、いわゆる「歯根(歯の根っこ)」がパッカーンと割れている状態。これのせいで、歯茎がちょいちょい大噴火して膿んでいるらしいのです。 毎回、膿のポッチが出てはひく、出てはひくを繰り返していたけれど、いよいよその波が大きくなって、引きずらくなってきてしまいましたの。

 

もちろん、まだ残っている根っこ(見た目は歯抜けの更地ですが、歯茎の中に残りが息づいているの)を再利用して、新しい城を建てられたらそれが一番に決まっています。

 

というわけで、私は今、三つの過酷な選択肢を迫られているわけ。

 

  1. 残っている歯根に歯を再建する。

  2. インプラント(またはブリッジ)にする。

  3. いっそのこと、入れ歯にする。

 

 

そして完熟レディの脳内を駆け巡る、3つの心配事。

  1. いまの「膿んではひく」の繰り返しが、再建した後に再発したらどうなるの?

  2. 自由診療が高額すぎて支払いができなくなった時の恐怖(私は貧民よ!)

  3. そもそも、この年齢で入れ歯にするということへの心理的抵抗

 

が、しかし!この口内マグマの爆発っぷりを見ていると、万が一、大金を叩いて綺麗に再建したあとに「再度大爆発」なんてしようものなら、高額な城をまたぶっ壊して中を見なければいけなくなるのでは……???

 

そう思った瞬間、なんかもう、逆に「入れ歯にしてみるか!」と急に心が決まったのです。 だって、それが一番お財布に優しい(安い)し、万が一再発しても、そもそも取り外しができるんだから、すぐにその箇所をお医者様に見てもらえるじゃないの!と思って。

 

今回、1か月ほど歯抜けのまま過ごしていますけど、実は誰にも気づかれていませんの。会社ではずっとマスクだし、飲み会でも全くバレてない。多分、世間様はそんなに私の口元に興味なんてないのよね。 気づいても言ってこないだけかもしれないけれど、私はもともと歯茎むき出しでガハガハ笑うタイプじゃないので、普通にセーフ。仲のいい人に突っ込まれた時は「今、歯の治療中〜」って普通に言えるし、若い頃と違って、しょっちゅう新しい人に会うわけでもないしね。

 

そんな風にウジウジ考えていた時、世界のホリエさんのショート動画が目に飛び込んできました。なんと、完全に同意見の方がいらっしゃったのです! さらに、私と同い年くらいのイケイケな女子が、顔出しで「私、部分入れ歯にしてます!」って堂々と発信しているのを見て、もの凄く驚いたし、なんだか背中を押された気がいたしました。

 

youtub.com

 

歯が抜けたって、城が崩落したって、私たちの美学は終わりやしませんの。 アラフィフの風通しの良い口内が、これからどんな選択をするのか……。

 

乞うご期待!

 

顔が腫れた時のマッサージは絶対にNG!ドーナツ型枕で口内マグマが破裂寸前になった話

おはこんばんちわ。みらくるあっちんです。


口腔環境は相も変わらず最悪の極みを更新したまま、いまだに日々をどうにかこうにかやり過ごしておりますの。

 

前回、左の頬がパツンと腫れ上がって「あら、若返っちゃったんじゃないの?」なんてのんきな話をいたしましたけれど、その後がいけません。


さらに腫れはハチャメチャに加速して、もはや重力という名の地球の無慈悲な抱擁に負け、下へ、下へと無様に垂れ下がり……。

鏡を覗き込んだら、そこにはプラス10歳を宣告された、絶望に濡れた私の顔があったわけ。あんまりじゃないの!

 

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それから数日。

 

アラフィフの肉体というのは本当に切ないもので、すぐに肩や腰がガタガタと悲鳴を上げる仕組みになってるのよね。そうだ、マッサージへ行ってこの凝り固まった日常をほぐしてもらおうと思いたち、いそいそとマッサージ屋さんへと足を運びました。

 

「はぁい、それでは肩からほぐしていきますねぇ~~」

 

ああ、至福の時間がついに降臨したわ!と、うっとり目を閉じた次の瞬間よ。

 

……ちょ!!!!!!

 

内心、もの凄まじいパニックが吹き荒れましたわ。あのドーナツ型の顔まくらに、私の顔面がそれこそ物凄い圧力でムギューッと押し付けられるじゃないの! やばい!!口の中のマグマが、今ここで大爆発する!!

 

実際には後ろから頭を力任せに押し付けられているわけではないのですけれど、口の中にグラグラと沸き立つマグマを抱えている私にとっては、その圧迫感たるや地獄の所業。窒息寸前の乙女さながら、たまに顔をふっと浮かせては圧迫感を逃し、どうにか、どうにか暗黒の1時間を冷や汗ダラダラで乗り切ったのでございます。

 

 

 

 

しかも、思い返せばお医者様からは「血流がよくなることは、絶対にしないでくださいね」ときつく、きつく言われていたのです。けれど、当時の私の浅はかな頭の中には「風呂」と「酒」の二文字しか存在していなかった。

考えてみれば、マッサージなんて血流を良くするための儀式そのものではないですか!!

 

施術開始わずか1分でその残酷な事実に気づいたものの、「ここでやめますと言ったら、5,500円がドブに消える……!」という倹者の流儀が働いちゃって、どうしても辞退の言葉が言えなかったのよね。

 

私は完全に油断していた、抗生物質をのみきったからこのまま治っていくと過信していた。

 

次の日の朝には腫れが禍々しくぶり返し、すごすごと歯医者へ行って抗生物質を追加でいただいてきたのでした。

これぞまさに、倹約をケチって大損をぶっこくという、私の浅はかな人生の縮図。

 

はてさて、この腫れ上がった奇跡の「マイナス10歳の左頬(結果プラス10歳だけど)」を抱え、次回ついに、インプラントか再建かの最終審判が下ります……!

 

果たして私の口内に平和は訪れるのか。 風通しの良い口内のまま、夕方の宣告を震えて待つことにいたしますわ。

 

それでは皆様、また次回の生存報告(あるいは歯抜け報告)でお会いいたしましょう。

 

よろしく哀愁。

 

【悲報】左頬に光が宿り、口の中に闇が訪れる~歯抜け晩餐会完了

おはこんばんちわ、みらくるあっちんです。

数日間にわたる「歯抜けの晩餐会」という名の極秘任務。

 

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皆様、ご安心ください。無事に、誰にも気づかれることなく完遂いたしました!

 

……ただ、任務の重圧(と酒の量)に耐えきれず、死ぬほど泥酔して記憶の断片をいくつか戦場に置いてきたことだけは、ここだけの秘密です。

 

さて、そんな勝利の余韻に浸る間もなく、本日、運命の歯医者へと向かう朝。

鏡を見て、私は叫びました。 

 

……誰、この美肌の持ち主!?

 

昨晩から疼き出した歯茎が大爆発。左のほっぺたがパンパンに腫れ上がり、意に反して肌のたるみが一掃され、頬にパツンとしたハリと、神々しいまでの光が宿っているではありませんか。

 

 

世間ではこれを「炎症」と呼びますが、今の私には「天然の超高級ヒアルロン酸注入」にしか見えません。

 

痛い。めちゃくちゃ痛い。

 

でも、左半分だけマイナス10歳の奇跡。

 

神様、アンチエイジングの代償が「激痛」だなんて、ちょっと設定がハードすぎやしませんか。

 

ブログを執筆して気を紛らわせてます。

 

 

🏰 宣告:インプラントか、再建か。

今日、このパンパンの頬を抱えて下される審判は二つに一つ。

 

 

1. インプラント(最新鋭の杭打ち工事)

2. 再建(ダム建設並みの国家事業)

 

 

どちらにせよ、私の口内は現在、城が崩落したままの「更地」状態。

 

ここから型を取って、新しい「城(歯)」が出来上がるまでの間……

はい、おめでとうございます。「歯抜けレディ」への続行は確定事項でございます。

 

続・風通しの良い口内。

 

せっかく晩餐会を乗り切ったのに、私の食卓にはまた「柔らかいもの」しか並ばない日々がやってきます。 

 

🍴 完熟レディの味方「てんぐ大ホール」

 

余談ですが、先日訪れた 「てんぐ大ホール」。

(もともと「天狗」「テング酒場」だった店舗が、順次リニューアルしている模様)

ここのメニューは、我々おっさん……もとい 「完熟レディ」 には最高にマリアージュしてました。

しょっぱめの味付けでお酒が進む料理が多く、どれにするか迷うほど。

今の私は、柔らかい麻婆豆腐や、つくねを選ばざるをえなかったのですが、これがまた絶品!

「歯抜けレディ」にも、そうじゃない方にも

てんぐ大ホールオススメです!

 

痛み止めを流し込み、パンパンに張った「若返りの左頬」を揺らしながら、戦地(歯医者)へ行ってきます。

夕方には方針が決まる。

よろしく哀愁。

 

ジルコニアは人質に取られました。歯抜けで挑む、5月の晩餐会地獄

おはこんばんちわ。

 

本日もアウトプットを捧げに参上いたしました、みらくるあっちんです。

 

ここから始まった、私の悲劇……

歯が痛くて噛めない~咀嚼を忘れた貴婦人の食卓~ - お湯がぬるくなるまでに、花を飾る 〜こどおば部屋の窓辺で〜

 

ゴールデンウィークという名の狂乱が過ぎ去り、私はすぐさまお口のメンテナンスセンター(歯医者)へと向かいました。目的はただひとつ、ジルコニアの下に潜む「マグマ(膿)」の正体を暴くため。

 

先生は、私にこう告げました。

「歯茎の中を削り、土台を確認します。しかし……これを削れば最後、今のジルコニアは二度と戻せません。どうしますか? ――つまり、貴女は『歯抜け』になりますが」

 

「どうしますか」って、外してみる選択肢以外、どこに残されているというのですか!!!

 

しかし、無防備な歯抜けのまま野に放たれるのは、レディのプライドが許しません。 結果、次回「部分義歯(入れ歯)」を召喚することに決まりました。

 

100万円の関所、一筋の光明

精密な診断の結果、やはり土台が割れている可能性が高いとのこと。 が、しかし! 「まだ使える可能性があります」という、救いのようなありがたき御言葉をいただきました。

 

100万円のインプラント回避という、一筋の希望の光が……!!

歓喜に震えたのも束の間。なんやかんやで次回の治療費は2万円。 白目を剥きながら「致し方ありませんわ……」と承諾し、私は「歯抜け」のまま治療終了となりました。

 

人質に取られたジルコニア、そして晩餐会地獄

さて、ここからが本当の悲劇です。 次回の診察は2週間後。

はあああああああ???????

そんな長期間、この私に「歯抜け」でいろとおっしゃるの??? 愛しきジルコニアはすでに審問官の手元にあり、もはや人質に取られたも同然。私はただ、従うしかないのです。くそう!!

よりによって、その「空白の2週間」の間に、私は2回も晩餐会を控えているというのに!



さらに冷静に未来を予見すれば、これは確定事項でしょう。 次回の型取りを経て義歯が完成するまで、5月いっぱいは「歯抜け人生」を全うすることになる。

 

歯抜けのまま遠征し、推しのライブを見に行くことになるなんて。 私の微笑みから1本分の光が失われている事実に、推しは何を思うでしょうか……(白目)

 

しかも、今月は久しぶりに会う知人との晩餐会が5回も入っています。ここ数ヶ月ず――――っと暇だったのに、なぜ今なの。

数十年来の付き合いとはいえ、歯抜け姿だけは見せたくなかった。

けれど、もう背は腹に変えられません。

 

今回の晩餐会では、潔く「私、今、歯がございませんの」とカミングアウトし、周囲の理解を得ることで、全力で固いものを回避して参加するしかありませんわ!!

 

なんて日だ。

なんて月だ。

 

人質を奪還するその日まで、私は歯抜けのまま、この5月の晩餐会地獄を華麗に、かつ慎重に泳ぎ切ってみせますわ。

 

 

歯が痛くて噛めない~咀嚼を忘れた貴婦人の食卓~

おはこんばんちわ。


本日もアウトプットを捧げに参上いたしました、みらくるあっちんです。

 

昨日はお騒がせしました。

100万円というパワーワードに、私自身もまだ奥歯をガタガタいわせて震えております。

 

「まだ読んでいない方は、まずはこちらの『絶望の100万円宣告』からご覧ください……(白目)」

入れ歯かインプラントか - お湯がぬるくなるまでに、花を飾る 〜こどおば部屋の窓辺で〜

 

私の歯茎の奥底には、「マグマ」という名の膿が潜んでおります。
こいつが活性化して暴れ出す時もあれば、静かに眠っている時もある。
本日は比較的、休火山のような静けさを保っているようです。

今回は、みらくるあっちんが架空の存在ではない証として、ここ数日の「晩餐会」の様子を、禁断のお写真と共にお届けしましょう。

 

1. 聖なる水(葡萄酒)とイタリアンの死闘

まず、歯がなくても摂取できるもの。それは液体、すなわち「聖水(葡萄酒)」でございます。
先日、「御身の身体検査(健康診断)」が終わった足で、そのままイタリアンのコースをいただいてまいりました。

選んだのは、神メニュー「タラコとポップコーンシュリンプのドリア」。

 

 

これが、限界ギリギリの戦いでした。
外れたジルコニアは現在、歯茎にそっと差し込んでいるだけで、接着はレディのプライドのみ。
米粒ひとつ食べようものなら、その衝撃でプライドごと持っていかれます。
マグマ(膿)を刺激しないよう、反対側の奥歯で慎重に、いつもの1/2の咀嚼スピードで「アムアム」と流し込みました。

モッツァレラのカプレーゼも、ミニトマトと共にナイフで極小に切り刻み、「噛む」というより「すりつぶす」工程を経て胃へと送りました。
数日、乳製品とお酒を控えていた五臓六腑に、聖水が沁み渡りましたわ。

 

 

2. 歯茎を慈しむ、流動的な生存戦略メシ


家での食事は、より「マグマの鎮静」を意識したラインナップになります。

 

大根おろし納豆: 腸活を意識しつつ、実は歯茎ファースト。もはや粒を噛む必要すらなく、喉越しで楽しむ江戸前スタイルです。

豆乳に浮かべた豆腐 & アボカド: 噛まなくていい、裏切らない。これぞ究極の、マグマ鎮静メシ。

鶏むね肉ミンチのワンタン皮蒸し: マグマが決して活性化しない、圧倒的優しさ。

意外な発見もありました。
「ゆで卵」はジルコニアが持っていかれますが、「うずらの卵」はその小ささゆえに安全圏。


レタスは驚くほど歯切れがよく、ミニトマトは皮に十字の切れ目を入れることで、高貴なまま食すことが可能です。

 

あぁ……。
それにしても、ゴールデンウィーク、まだまだ終わりませんわね。


剥き出しの現実を抱えたまま、私は静かに、連休明けの「関所(ローン審査)」を見据えております。

 

入れ歯かインプラントか

おはこんばんちわ。

今日も海馬を刺激すべく、アウトプットを捧げに参上いたしました、みらくるあっちんです。

 

わたくしは昔から歯が弱い。

お正月に歯が痛み出し、開いている病院がどこにもない絶望に、世界が闇に包まれたこともある。

 

そのくせ、病院に通うのはひたすら面倒で、治療の途中でフェードアウトしては再発させる……そんな自堕落なループを繰り返してきた。

 

だがここ数年、ボロつきあげた私の歯は、日々の食いしばりに耐えかねて、ついに悲鳴を上げはじめた。

 

歯茎に溜まる膿。噛むたびに走る鈍い痛み。 奥歯に力が入らない、頼りない感覚。

意を決して門を叩いた歯医者で、宣告された言葉はあまりに無慈悲だった。

 

「あっちんさん、歯根に亀裂が入っています。義歯か、インプラントですね……」

 

 

義歯? えっ!? い、入れ歯ですって!!!???

 

 

さすがに早すぎる! まだアラフィフ、完熟レディの入り口だというのに、入れ歯への抵抗感は計り知れない。

ご存知の通り、私の歯はすでに満身創痍なのだ。

 

亀裂が入ったのは奥歯。しかも「ブリッジ三連」という重鎮。 その屋台骨がグラグラと外れ、先生は淡々と告げた。

 

「これはもう、再利用できません」

 

ジルコニアという高価な代償を払ったあの歯が、ただの石塊と化したショックはデカい。

 

 

「せ、先生、他に方法はないのでしょうか……?」

 

震える声で問う私に、先生は気まずそうに提案した。

 

「インプラントを3本打つととんでもない金額になります。

保険適用の入れ歯にするか、あるいは2本インプラントを打ってブリッジにするか……」

 

 

提示された見積もりは、100万円。

「はい、おおきにおつり100万え~ん!」なんていう昭和のギャグではなく、リアルガチな、震えるほど純粋な100万円。

 

今回初めて知ったのだが、「デンタルローン」という文明の利器があるらしい。

どうか、審査という名の関所を無事に通り抜けられますように。

 

ゴールデンウィークが明けたら、もう一度歯根を確認する。

もし奇跡的に歯が使えるなら、別の道があるかもしれない……という、一縷の望み。

 

最後に、私は外れたブリッジを「付けてくれ」と懇願した。

「えっ、付けるんですか?」と驚く先生。

 

当たり前だ!!!ビンタくらわすぞ!!

『審美』を掲げ、美しさを提唱している立場でありながらなぜ乙女心がわからないのだ!!

 

犬歯から奥歯にかけての歯抜け感は、レディのプライドが許さないし、何より物が噛めない。

 

無理やり装着してもらって帰宅したが、その2日後、無情にも「カシャ~ン」という音と共に、私のプライドは再び外れた。

 

剥き出しの現実を抱えたまま、奥歯をガタガタいわせて震える完熟レディ。

 

早く、ゴールデンウィークなんて終わってしまえ。 こどおばの部屋で、私は切に、切に願っている。